放射線と人体
全体のPDFファイルはこちらから(3.472KB)
1.放射線とは?
PDFファイルはこちらから(79KB)
放射線は、原子や原子核がエネルギーの高い不安定な状態にされると、安定な状態に戻ろうとして余分なエネルギーを出すときに発生します。
キーワード:励起、壊変、γ線
2.放射線の性質を表す量
PDFファイルはこちらから(280KB)
放射線の性質を表すため、放射線のエネルギー(電子ボルト)、強さ(ベクレル)、人体が吸収した量(グレイ)、人体への影響を表す量(シーベルト)の4つがあります。
キーワード:電子ボルト、ベクレル、グレイ、シーベルト、荷重係数
3.放射線の作用とは?
PDFファイルはこちらから(136KB)
放射線が物質にあたると、電離作用と励起作用をもたらします。これが物質の内部に放射線特有の現象をもたらします。GM計数管は飛び込んできた放射線の数を測る計測器です。
また、放射線の蛍光作用を利用してより詳しく計測できるのがシンチレーション検出器です。
キーワード:電離(イオン化)、電離箱、GM計数管、ラジカル、活性酸素、シンチレーション検出器
4.放射線と遺伝子
PDFファイルはこちらから(240KB)
生体は細胞でできており、放射線があたり細胞のなかにある遺伝子が損傷を受けたときその生物に影響が現れます。しかし、どんなに少ない放射線でも遺伝子が損傷を受けるのであれば、生物はこの世に存在しないでしょう。強い放射線を受け、遺伝子の一部が損傷を受けると、生体に備わっている遺伝子修復酵素が働き、正常状態に修復します。これが及ばないくらい大きな損傷が起これば、影響が現れる確立が高くなります。
キーワード:遺伝子、DNA損傷、塩基、アポトーシス
5.人体と放射線の関係
PDFファイルはこちらから(2.602KB)
放射線障害は放射線量が高いときと低いときで違う。1シーベルト(1,000ミリシーベルト)以上の高線量を受けると、臨床的に問題となります。高い線量を受けると特定の症状が現れ、確定的影響と言います。そしてその症状が現れる最低の線量をしきい線量と言います。200ミリシーベルト以下の低線量放射線を受けた場合は、急性の障害が現れる臨床的例は見られません。もしかしたら生涯のうちには出るかもしれないので、確率的影響と言います。
確率的影響は放射線以外の原因で発生したものと区別がつきません。
キーワード:急性障害、しきい線量、確定的影響、吐き気、脱毛、不妊、晩発効果、確率的影響、白血病、がん、温泉浴、放射線ホルミシス、突然変異
6.放射線の管理
PDFファイルはこちらから(327KB)
放射線利用は100年の経験があり、医療や原爆障害のデータをもとに国際放射線防護委員会から安全の基準とすべき数値の勧告が示されています。各国はこれをもとに放射線防護の法令を定めています。
キーワード:国際放射線防護委員会、線量限度、放射線管理

